「人生を変えたければ、選択を変え続けなさい」
これが、僕が師匠から受け取った初めてのアドバイスです。
人生を変えた言葉とか、アドバイスっていくつもあるけど、
基礎的なことでもあり、強く印象に残っています。
人生を変えたいというタイミングの方にとっては
意識しやすく、取り入れやすいことだと思います。
ただ、シンプルが故に、なんとなくの理解で
終わってしまうケースが多いのも事実です。
今回は人生の選択について深掘りしていきましょう!
【3つの間違いと対策】
「選択を変え続ける」というと、
このフレーズの響きだけで分かった気になりがちです。
ここでは、やってしまいがちな3つの間違いと
対策について共有していきます。
「選択のイベント化」
「人生において「選択」とは?」
という質問をすると、答えとして出てくるのが
「学校進路、就職転職、結婚」
と圧倒的に多い3つ。結婚=恋愛と置き換えても良いかと思います。
僕もそうでした。これらに対して人生の分岐点というイメージを持っていました。
しかし、、、
確かにそうであり、そうでもない。
自分軸で生きるとか
成長する生き方という視点から考えると
そうではないのです。
まず、ここで伝えたいことは、
選択はイベントではないということです。
何十年と生きるなかで、
分岐点が数回しかなかったら諦めちゃいますよね。
もう挽回不可能とかゲームオーバーなら、
どうしたってやる気出ない。
でも僕たちが生きている現実は違います。
人生の選択はもっともっと日常の中にあります。
それらの積み重ねが人生となる。
進路や就職ももちろん分岐点。
分岐点ではあるけれども、
あくまでも無限にある選択のなかの
一つに過ぎないということ。
うまくいかなくたって挽回できるし、
反対に、うまくいったとしても、
その後悪い方向にいくことだってある。
ということで、
1つ目の間違いは「人生における選択はイベントではない」ということ。
もっと平凡な日常の中にあります。
諦める必要はありません。
あなたが何歳だとしても、
今日から新たなスタートを切ることができます。
「一度だけで満足してしまう勘違い野郎パターン」
一度変えて終わりではありません。
一度変えただけでは人生は変わりません。
「成功者の話を聞けば、人生が変わります。」
なんていうセールス文句に騙されたりしていませんか?
「よし、この人の話を聞けば人生を変えることができるはずだ!」
ちょっと参加費が高いけど、人生を変えるために
選択を変えるぞ!と参加しても、
それだけでは人生は変わるわけがありません。
むしろ、参加して、その後が大切。
テンションが上がった次の日とか。
セミナーに参加して素敵な話を聞いて帰ってきてからとか。
「変え続ける」の「続ける」にフォーカスしましょう。
一度変えても、戻ったらもとに戻るわけです。
当然と言えば当然。
変えて変えて変え続ける。
この積み重ねの先に人生の変化があります。
僕も相当やらかしてきました。
講演会とかセミナーとかで東京行って。
田舎住まいですから、行くだけでも相当な労力。
期待に胸を膨らませて行くわけです。
何も変わっていない。
参加するか、参加しないか。
この選択だけで満足して終わっていたのです。
変え続ける。しつこいけど、続ける。
何を続けるか。
何を積み重ねるか。
それがそのまま人生となります。
「小さな選択を疎かにするパターン」
人生は選択の積み重ねです。
これはしつこいけど、何度でもお伝えします。
人生の選択というのは、
想像以上に小さいものまでを含んでいます。
そして、小さいものほど重要であったりします。
これをおろそかにすると、
そのおろそかにした積み重ねが。
テキトーなものを積み重ねれば
テキトーなものが結果となって現れる。
当然の結果です。
選択とは生きているなかでの一瞬一瞬の選択です。
どんな心持ちで仕事に取り組むか、
どんな表情で挨拶をするか。
今、これを読みながら何を思考しているか。
前向きか。批判的か。
ほんの小さな違いが、大きな結果の差を生み出していきます。
もう、挙げたらキリがありません。
それくらい小さな選択に敏感になって、
その選択を変えていけば、当然人生の質が変わってきます。
選択の積み重ねが人生です。
(しつこいけども、テストに出る重要なやつ!)
何を積み上げたかです。
小さな選択を疎かにしない。
徹底的な意識です。
まあ、いきなりは難しいので
「ちょっと意識してみよう」で充分です。
【選択を変え続けたら、どうなる!?】
「選択を変え続ける」
というアドバイスのなかで「続ける」が鍵になります。
僕も直感的に感じて意識してきました。
今思えば、その直感は当たっていたわけですが
深堀りしていきましょう。
選択の積み重ねが、人生となります。
無数にある選択。
それは思考、言葉、行動など、
あなたの中で起こる全てです。
何を考えて、何を言葉として吐き、何をするか。
無意識によるものも含めて、あなたが何を選択するか。
それらの積み重ねが、いわゆる習慣というやつです。
このような言葉を聞いたことがあるはずです。
↓
思考が変われば言葉が変わる。
言葉が変われば行動が変わる。
行動を変えれば習慣が変わる。
テキスト習慣を変えれば人生が変わる。
↑
良い言葉ではありますが、
ここではもっと丁寧に考えていきます。
思考が変われば、言葉が変わる。
⇒確かに変わります!今すぐ実践可能!
言葉が変われば行動が変わる。
⇒確かに変わります!今すぐ実践可能!
行動が変われば習慣が変わる。
⇒!?!?!?
ここに疑問符を打ちます。
行動を変えても習慣は変わりません。
習慣はもっと長い時間軸で見る必要があるからです。
積み重ねというやつです。
その人にとっての基準であり、当たり前。
積み重ねることで身につくものです。
だから続ける必要があります。
なので、
思考、言葉、行動を変え続けたら習慣が変わります。
続けるということの重要性。
ここにフォーカスしてください。
選択を変え続けて習慣を変えるのです。
習慣を変えれば人生が変わる。
⇒イエス!習慣を変えれば人生は変わります。
ポイントはいかに習慣を変えるか。
選択を変え続けることがいかに大切か。
「習慣=人生」です。
変え続ける。続けるを意識して実践してください。
【選択のポイントを抑えよう】
選択を変え続けるということを
ある程度続けていくと、
何を基準にすれば良いか迷いが生じます。
明らかに止めたほうがいい悪習慣。
例えば、深夜3時にカップラーメンを食べてすぐ寝るとか。
お菓子を開けたら一気に全部食べちゃうとか。
どちらも僕の過去の習慣ですが、、、
これらを変えて、少しずつ現実が変わってくると
先ほどの疑問が出てきます。
明らかにダメなものを変えてきた。
悪い習慣を、良い習慣に。
でも、続けてくると、
どの選択が良いか分からなくなってくる。
ここで登場するのが選択の基準です。
選択の基準について。
いくつかの表現で共有してみます。
未来の自分が喜ぶであろう選択。
未来の自分が褒めてくれるであろう選択。
最高の未来を描いて、そこに向かう選択。
最高の自分ならこうするよね、という選択
どれが正解とか不正解とかでないので、
ピンときたやつを採用してください。
最高のゴール(未来)を描き、そこから逆算します。
⇒最高のゴールが描けない場合は、こちらの記事を参考にしてください。
基本的に「今の自分」は「過去の自分」の延長線上にいます。
だから繰り返すんです。
良い悪いではなく、それが当たり前で、パターンというやつです。
それをどうにかこうにかするために
未来を描いたり、最高の自分になったりして
今の選択を変えるんです。
何かを変えるなら、これしかありません。
現実が変化しますのでお試しあれ!
【選択の達人を目指せ!】
選択の瞬間を捉えて、意志を持ち選択する。
それは、ゴールに向かっているか?
なりたい自分としての選択なのか?
なんとなく生きない。
なんとなく生きない。
なんとなく生きない。
大切なことなので、3回言いました。
なんとなく生きるのはラクです。
ボヤーっとしてる感じ。お気楽です。
でもね、必ず後悔します。
選択の達人とは?
日常の小さな選択を意識して捉える。
その瞬間こそが、人生の分岐点であるという意識を持ち、選択する。
選択の瞬間、いくつもの選択肢があります。
無限にあるわけですが、ここでは二つに分けます。
一つはゴール(目標)に向かう選択。
もう一つがそれ以外の選択です。
選択の達人は、前者を選ぶんです。
ゴールに向かう選択をする。
それ以外の選択とは、
過去の延長線上の自分で居続ける選択
とも言えます。
僕たちは本能として、
過去の自分で居続けることが心地よく、
無意識に選択をします。
これをホメオスタシスといいます。
恒常性維持機能というものです。
人生を変えたいけど、
全然変わらんというのは
これが大きな要因となります。
そこで、選択の達人が登場します。
その選択を斬るのです。
選択の瞬間は決闘の瞬間。捉えて、斬る。
これが選択の達人です。
ポイントは2つ。
・選択の瞬間を逃さない。
・意志を持ち選択をする。
過去の自分でい続けようとする自分を斬る。倒す。ぶん殴る。
参考動画
11分35秒〜選択の達人について話をしています。
筆者体験から
以前、情報発信をするならメルマガが良いと知り、
メルマガを書くと決めて二年間毎日休みなく配信しました。
そこで得た注意点と、成長進化のポイントを共有します。
注意点
なかなかアイディアが浮かばずに朝方まで書いていたこともあります。
振り返ると、自分に厳しく取り組んだことで、
力をつけることができましたが、
体力的に追い込みすぎた部分もあります。
途中から続けるためだけにやってしまっていました。
目的をはき違えていた部分は大きな反省点です。
成長進化のポイント
①
弱い自分、甘える自分を斬る。
成長していく実感
自分を変えている実感
②
行き詰まる。やらなければいけないという思考。
目的が変わり、結果は出ない。停滞期。
③
本当にやりたいことの明確化
自分と向き合う
↓
継続。ゴールの確認。
意志。覚悟。
自分軸ができる。
④
乗り越えて成長進化する。
例)文章を書く力をつけた。
10年の時を経て、結果が出るように。
停滞期は必ずきます。
そんな時は自分への問いかけです。
「自分はどうなりたいのか?」
「なんのためにやるのか?」
なら、どうする?
全ては成長進化のためです。
ほんの少しでいいから前に進む。
繰り返すことで、やりたいことが明確になり、
より想いが強くなります。
行動ステップ
・止めたい悪習慣を書き出す
・取り入れたい習慣を書き出す
・自分の選択に敏感になり、悪習慣の自分を切り、良習慣を取り入れる
・最高の自分、理想の自分、なりたい自分を明確にする。
⇒そして、今、その自分になってみる。なりきる。演じる。
・日常生活のなかで選択の達人を目指す。
選択の瞬間を捉えて、意志を持ち選択をし続ける。
小さな選択の瞬間を逃さないように意識する。