感情が人生を豊かにする。
感情は僕たち人間だけのものです。
感情に振り回されて大失敗することもあれば、感情があるから幸せを感じることもあります。感情をうまく活用できたら人生はどんどん生きやすく、そして豊かなものになります。
これは「感情をコントロールしよう」ということを伝えたいわけではありません。
人間関係のなかで制御する必要がある場面ももちろんありますが、抑え込むとか我慢するとかは違うんです。感じてはいけないと抑圧することで、結局は爆発してしまうし、感情がもたらすヒントに気づきにくくなってしまいます。
感情は人生のヒントになる。
感情的になって怒りが溜まり、誰かに当たり散らす。感情にどっぷり入っていくと、自分劇場に入っていきます。そしてネガティブなエネルギーを出しまくって、雰囲気を悪くして、またイライラして。。。そんな自分に嫌悪感を抱くと。どう考えても悪循環ですよね。
これは感情を活用できずに、振り回されるパターンです。
ではどうしたら良いのか。活用法を共有します。
感情の変化に気づいたら、「なぜだろう?」と自分自身に問いかけます。
「なぜ?イライラしているのか?」「何にイライラしているのか?」
この問いかけが自分を知ることに繋がります。ヒントになるのです。
自分が我慢していることに気づいたりします。
自分の価値観や前提を知ることもあります。
人間関係の悩みを吹き飛ばす習慣。
我慢していたことを知ることが、自分を解放するキッカケになります。
価値観や前提を知ることが、人生を変化させるキッカケになります。
当たり散らそうとしていた相手が、感謝の対象に変わります。
これはヤバいですよ。
悩みの多くが人間関係と言われていますが、それが吹き飛びます。
感情に振り回されずに、活用してください。
そのために自分自身の状態に意識を向けます。
「おっ、今、自分は喜んでいるな」
「あっ、今、自分は悲しんでいるな」
「わ〜、今、自分はイライラしているな」
文字にすると変ですが、自分自身を俯瞰できるように。
これも習慣です。積み重ねることで当たり前のようにできるようになります。
補足です。
感情を感じている自分に気づくことは、感情的になってはいけないという話ではありません。むしろ感じきったほうが良いです。
怒りとか悲しみを良くない感情と捉えて、抑え込んだり、ないものとしてしまいがちですが、映画を考えてみてください。
悲しみに暮れて涙を流すシーン。怒りのパワーで悪を倒しに行くシーン。どちらも良いものです。ジャッジをしているのは自分です。しっかり感じてみましょう。誰かに当たり散らしたりするのが良くないだけで、喜怒哀楽のない人生は退屈ですからね。
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