独立=自由なのか?
会社員時代は、独立している人が羨ましく見えたものです。
自由で、なんかかっこいい。
自分の道を生きているように見えました。
独立に憧れて、晴れて独立したわけですが、
うまくいかなかった頃、会社員の方を羨ましく思っている自分がいました。
いくつか当時を振り返りながら挙げてみます。
何を羨ましく思っていたか。
・休んでも給料がもらえること。
店を休めば売り上げが立ちません。どんどん休めなくなっていきました。
・売り上げが悪くても、給料が出ること。
売上が悪ければ、自分の取り分は減り、0ということも普通に起こります。
自分次第なのに、悪いほうばかりにフォーカスしていました。
・定時に帰ることができること。
・残業代が出ること。
働く時間は独立してからのほうが明らかに増えていました。
自分は何のために独立したかよく分からなくなっていました。
自由を求めて、不自由になっていました。
迷走するべく迷走しました
脱サラをした僕は迷走しました。
今振り返れば、迷走するべく迷走したわけです。
うまくいかなくて当然でした。
僕だけではありません。
脱サラ独立して迷走する方はたくさんいます。
なぜ、迷走するのでしょうか。
今ではその理由もはっきりと分かります。
確固たる動機があるかどうか。
確固たる動機があるかどうか。これが全てです。
憧れの気持ちだけではうまくいきません。
上っ面で立派な動機を述べても、根っこにあるのが逃げの気持ちなら、やっぱりうまくいきません。
自分自身がやる理由です。本音で。本気で。全ては自分次第。
当時はうまくいかなければ自分以外の何かのせいにしていました。
景気、社会、家族、スタッフ。誰かのせい、何かのせい。
自分は悪くない。被害者意識満載で生きていました。
うまくいくわけがありませんでした。
どん底までいって、このまま終わるのか。嫌だ。けど、何をしたらいいのか分からない。
そんな時に師と出会いました。
そしてアドバイスをいただき、全ては自分次第ということが腑に落ちた時に反転しました。
全ての答えは自分にある。外側を変えようとするのではなく、自分を変える。
方向転換です。
やるべき理由。やる理由。自分に問いかけて掘り下げていきました。
自分を諦められない。自分を変えたい。人生を変えたい。こうした想いがあって、必死でした。
そして商売の風向きが変わっていきました。
あなたの動機は何ですか?
動機が鍵を握ります。
コメントを残す