20代のころからオシャレに自信があった方でも、30代になるとファッションがしっくりこなくなるケースも少なくありません。なぜ、ファッションに自信が持てなくなってしまうのでしょうか。今回は30代になるとファッションで迷子になってしまう原因をはじめ、迷子にならないための対策まで解説していきます。自分のファッションを見直すきっかけにしてみるとよいでしょう。
30代になるとファッションで迷子になってしまう原因
30代になるとファッションで迷子になってしまうのには原因があります。適切なファッションを実現するためには、原因をおさえておくことが不可欠です。早速、ファッションで迷子になってしまう代表的な3つの原因をチェックしてみましょう。
原因1.体形の変化
20代のときには、身体が引き締まってスリムな体系だったのに、30代になってからいつのまにかお腹がポッコリと出てしまうことがあります。
そのほか、タプッとした二の腕になってしまうと、半袖の衣類を着たとき目立ってしまうことも。そうなると、今まではオシャレに見えていたファッションでも、違和感が生じてしまいかねません。
原因2.肌トラブル
30代になると、シミやしわ、くすみ、肌荒れ、目の下のくまなど、肌の状態がさまざま変化していきます。
似合わないカラーの服を着てしまうと、肌のトラブルが目立ってしまうだけでなく、体調が悪そうに見えてしまいかねません。30代のファッションでは、肌の状態をふまえて適切なカラーを取り入れることが大切だといえるでしょう。
原因3.風格とのミスマッチ
30代になると、仕事で責任のある立場を任されるようになっていきます。責任のある立場になると、誠実さや落ち着き、信頼感などが若い頃以上に求められることになりがちです。
醸成された風格がにじみ出てしまうと、フォーマルな服装からかけ離れたファッションが不自然に見えてしまう可能性があります。
30代が知っておきたいファッションの情報源は?
ミュゼマーケティングは20代・30代の女性728名を対象にファッションに関する調査を行っています。調査方法はインターネットであり、調査期間は2021年4月です。
「もっともよく見るファッションの情報源は何ですか?」という質問に対する回答は下記の通りです。
SNS |
52% |
ファッション通販サイト |
20% |
ファッション雑誌 |
9% |
実店舗のショーウィンドーや店員 |
8% |
ファッション情報に興味はない |
5% |
キュレーションサイト・アプリ |
2% |
身近な友人・知人 |
2% |
兄弟姉妹 |
1% |
その他 |
1% |
SNSと回答した方に「もっともよく見るSNSは何ですか?」という質問を行ったところ、下記のような結果が得られています。
|
82% |
|
12% |
YouTube |
4% |
近年ではInstagramによってファッションを参考にしている方が特に多くなっているようです。
参考:約6割がブランド名「まったく気にしない」。20、30代女性のファッション事情(ミュゼマーケティング調べ)
Instagramとは?
Instagramをファッションの情報収集源にしている方が多いと知り、どのようなサービスなのか気になった方もいるでしょう。
Instagramはインスタの愛称で親しまれているSNSサービスです。写真や動画の投稿を行うことができます。
2010年にスマホ向けアプリとしてAppStoreに登場し、2012年にはAndroid版のアプリも登場。Facebookに買収されたことも有名であり、2020年には世界で10億人以上から利用さ
れるSNSサービスにまで発展しました。
アプリはiPhoneユーザーであればAppStore、AndroidユーザーであればGooglePlayからダウンロードできます。アカウントの作成には、メールアドレスあるいは電話番号、パスワード、名前、ユーザーネームなどが必要です。
Instagramにはフォロー機能が搭載されており、自分が気になるユーザーをブックマークできます。フォローしたユーザーの画像や動画はタイムラインで楽しめるようになります。オシャレなファッションセンスを持つ方をフォローしていけば、自分のファッションセンスも磨かれていくことでしょう。
30代でファッションに迷ってしまった方は、Instagramの利用もぜひ検討してみてはいかがでしょう。
30代のファッションで試したい3つのテクニック
30代のファッションでは、ちょっとしたテクニックを用いるだけで、周囲に不自然な印象を与える事態を回避できることがあります。30代のファッションで試してほしいテクニックを3つご紹介していきます。
テクニック1.シャープに見える模様を選択
30代の方の中には、体形が横に広がって見えてしまう悩みを持つ方もいるでしょう。その場合は、縦のラインを意識したファッションを取り入れるテクニックが検討できます。たとえば、ストライプ柄のデザインを採用することです。横幅の面積が少なく見える効果が期待できます。
反対にボーダー柄を避ける方もいるかもしれませんが、選び方によっては着やせ効果も期待できます。具体的には、太いボーダーでなく、細いボーダーを取り入れると、シャープに見えやすくなるといわれています。
テクニック2.露出は細い部位にとどめる
30代になると体のラインが崩れることから、過度に肌が露出していると周囲から不自然に見えてしまいがちです。ただ、すべての部位が露出に適していないわけではありません。
たとえば、首や手首、足首は30代になっても細いパーツであることには変わりありません。うまく露出すれば、ファッションが野暮ったくなってしまうケースを回避できる可能性があります。
テクニック3.アクセサリーで視覚をコントロール
二の腕をあまり見られたくない場合、視線をコントロールするテクニックも検討しましょ
う。たとえば、大ぶりのイヤリングといったアクセサリーを装着することで、周囲からの視線が顔周辺に向かいやすくなります。
また、細いベルトの腕時計ではなく、太いベルトの腕時計を装着することで、腕を細く見せるという方法もあります。30代のファッションでは、アクセサリーも有効活用するとよいでしょう。
30代のファッションで失敗しないためのルール
30代になってファッションで迷ってしまうと、着る服が見つからずにコーディネートの時間がストレスになってしまいますよね。最低限のルールを抑えておけば失敗する可能性を減らせます。ここからは30代のファッションで失敗しないためのルールを解説していきます。
ルール1.同じブランドを組み合わせる
30代になると給料が上がるため、ハイブランドの洋服を購入しやすくなります。しかし、いくら単体では価値が高い洋服でも、組み合わせによっては価値が下がってしまうことがあります。
また、SNSツールでオシャレに見えた洋服を取り入れたけれど、手持ちの服と組み合わせたらパッとしなかったというケースも少なくないでしょう。
異なるブランドのアイテムを組み合わせると、コーディネートの難易度が高まる傾向があります。なるべく同じブランド(あるいは系統が近いブランド)の洋服を組み合わせるようにしましょう。
ルール2.サイズ感を間違えない
ファッションの良し悪しを決める大きな要素はシルエットです。同じデザインでもサイズ感を誤ってしまうと、だらしのない印象に近づいてしまいがちです。
最近では通販で洋服を気軽に注文できますが、届いたあとにうまくサイズがフィットしないと、あまり似合わず着用する意欲がなくなってしまうこともあります。
したがって、時間のあるときにアパレルショップに出向き、試着をしてから洋服を購入するようにしましょう。
体型を隠すために少し大きめのサイズを選ぶ方もいるかもしれません。野暮ったくなってしまうので、気持ち小さめのサイズを意識するのがポイントです。どうしても自分に適したサイズがわからない場合、店員さんからアドバイスをもらうとよいでしょう。
ルール3.ベーシックカラーを選択する
30代になると、カラフルなカラーが似合わず、失敗してしまうことがあります。カラーの選択によほどの自信がない限り、ベーシックなカラーを選択するのがおすすめです。
たとえば、女性であればホワイトやベージュ、ブラック、グレーなどです。落ち着いたカラーなので、流行や年齢を問わずに自然な見た目を演出できるでしょう。
男性であればネイビーやブラック、グレー、ブラウンなどです。一例ですが、上半身をグレー、下半身をネイビーとして組み合わせれば、30代らしい大人の上品さをアピールできます。
30代のファッションで悩んだら洋服のサブスクリプションも検討
30代になると、試行錯誤しても納得のいくファッションが見つからないケースもあるかもしれません。そんなときは自分だけで悩むのではなく、スタイリストに相談するのもおすすめです。
最近では、スタイリストが年齢や体型などをもとにコーデを考えてくれる洋服のサブスクリプションサービスも登場しています。休日に外出するのに適したファッションや、ビジネスの場にふさわしいファッションなど、さまざまなシーンを想定してスタイリングしてもらえます。
LINEを通して相談できるサービスもあるので、気軽にファッションの悩みを相談できるのが便利です。
1人でファッションの悩みを抱えて毎日を過ごしていくのは、精神的にもあまり好ましい状態ではありません。30代でファッションに迷いを感じるようになったら、一度スタイリストに相談できるサービスをぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
レポートを踏まえて
他人からどう見られるか?
この着こなし方は合っているか?
流行りに乗り遅れていないか?
正しい答えが、どこかにあるのではないか?
答えを外側に求めてしまうと、迷子になってしまうのかなと思います。
ファッションのプロである、黄金習慣セレブリティ講師の広美さんからこのようなアドバイスをいただいたことがあります。
「何を着るのか?これは自分を愛することに繋がる」
↓ファッションのプロ 黄金習慣セレブリティ広美講師との対談動画です
外側の情報ももちろん大切ですが、それ以上に
自分が喜ぶものを選ぶこと。や、
自分を知り、自分に合ったものを選ぶこと。
これらが重要です。
外側の情報とのバランスを大事にしていきましょう。
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